神保社会保険労務士事務所 青木 琢子さん
9月会員インタビュー お二人目は 青木琢子さんです。
青木さんは春日部にある神保社会保険労務士事務所の所長さんで、社会保険労務士をされています。
社会保険労務士は社会保険関係の事務手続き代行をされるお仕事ですが、青木さんは通常の業務以外にもモチベーションupセミナーやコミュニケーション力UPセミナーなどの講師もつとめられています。
業務内容
・新規適用届
・算定基礎届
・資格取得届
・資格喪失届
・健康保険各種給付
インタビュアー:宇野町子
Q 同友会に入ったきっかけは?
県の事務局の下にある、創業支援センターが相談員を募集していたのです。
それで行った時に、同友会の事務局が上にある、とそのまま上に行って「入会してみたいんですけど」と。
Q どなたかの紹介ではなく?
紹介ではないです。
Q そういうきっかけで自分から入られた同友会ですけれど、何を学びたくて入られましたか?
色々な社長さんの話が聞きたかったんですね。
うちは税理士事務所と社労士事務所が一緒になっているのですが、そうはいってもお付き合いできる
会社さんて数十社くらいですよね。限られた方としかお付き合いできないので、
広く情報を集めたいと思いまして。
Q 同友会に入って何年ですか?
3年です。
Q 同友会に入って良かったことは?
広報委員会に入ったことです
入ってすぐどなたかと知り合いになるという、つまり紹介者がいないから、
まったくお知り合いがいない状態だったんですね。で入って半年くらいは
何もしない幽霊会員だったのですけれど、そのあと震災があって、町子さんから被災地の方に
お化粧道具を送りませんかというお誘いをいただいて、何か活動したいけれどできない自分だったので、
あ、具体的に何か動けるかも、と思って参加させていただいたのがはじめてです。
そのご縁で広報委員会に入らせていただいて、そうしたら委員会活動と言うのが大変皆さまフレンドリーで
良い雰囲気で、そこがすごく良い仲間に会えたなというところです。
ありがとうございます。なにかとてもうれしいお話です。
Q 逆に困っているというのは?
そうですね、個人的になってしまいますが、子どもが小さいので、どうしても(同友会の活動は)夜の
参加が多くなってしまって、懇親会とか、参加ができないというところですね。
やっぱり色々な経営者の方とお話したいと思うと、一度でも飲み会に参加するとぐっと距離が縮まる
というところがあるんですけど・・参加はしてみたいけれどなかなか行けない、というところが困っています。
Q 質問はかわりますが、青木さんのところは一言で言うとどんな事務所ですか?
変わった事務所。
Q どんなところが?
春日部でも、ここまでやる事務所があるんだと思ってもらえるような事務所を目指しています。
たとえばM&Aであるとか、少し難しい案件だとかはやはり都内に行かないとできないと思われていますが、
一緒にいる税理士事務所は私の兄がやっているのですが、彼は外資系の監査法人等でずっとコンサルティングを
やってきたんですね。ですから今コンサルティングに重きを置いて色々なお仕事をさせていただいているのですが、
そこで人の問題がでると私が入り込む形でやっていて、いわゆる税理士事務所とはイメージが違う、その中に
コンサルティング業を入れていく、というところです。
できれば都内に行かなくても、近くの人で良かったというのを目指しています。
Q 税理士さんと社労士さんの二人がそろっている事務所と言うのはなかなかないのでは?
やはりお客様の中には社労士さんがいるところを探していた、とおっしゃる方もいるので、
2人で力を合わせてやっていきたいと。どうしても数字だけ、とか労働者だけ、というわけには
いかないので、やはりトータルで見て皆が一番いい状態というのが気持ちいいと思いますので、その着地点を
捜しながら進めていくようにしています。
Q そんな青木さんが仕事を忘れるくらい好きなことというのはありますか?
今はあまりないですね。仕事をきちんとやりたいというのが強いです。
あと自分の時間を確保したいですね。
Q お客様とのコミュニケーションて、何か心がけているものはありますか?
なるべくこまめに連絡を取って、メールよりは電話、電話よりは直接というのがトラブルが起きないです。
ちゃんとお客様が何を思っているのかを考えるのが、言葉だけではなく全体の雰囲気から読み取るのが
あるので、あまりお客様の言っている言葉だけではなくて全体からくみ取るようにしています。
大丈夫と言っても大丈夫ではない場合もあるので、言葉通りに受け取るのではなく、全体から。
Q そんな青木さんが普段これだけはやらないよ、と決めていることは?
自分の苦手なことはなるべくやらない。できっこないことは最初からやらない。
できないと分かっていることは手を出さないです。
Q 青木さん自身、ご自分でどんな人だと思いますか?動物に例えると?
動物占いはチーターなんですが、実際はそんなではなく、自分の興味のあることは結構
とりにいきますが、関係ないことは全然取りに行かないので、最新機械もおっかけないですし。
とてもはっきりしてらっしゃいますよね
Q 最後の質問です。青木さんが判断に困った時、決定する基準は?
一応税理士事務所なので、数値に置き換えて基準を決めています。
実は、心の中の状態も数値化できるということを教えてもらいまして、ストレスを抱えている状態の
時人間が、通常に戻るまで、横にしたS字をかいていくそうなんですが、そこにもきちんと数字に置き換えることで
今自分がどこの状態にあるかということを把握できるというものです。
経営の事はもちろん数値化できますし、心の中も、例えば従業員さんのやる気アップであるとか、
数値といってもノルマですと上から押し付けられる感じで皆嫌なのですが、例えば追いかけたくなる数値、仕事をゲーム化してみるだとか、何かのカートをもらうのでも競争にしてみたり、望ましい行動を数値化することを取り組んでいます。それが実現したらよいですね
今取り組んでいるところなので、成果を楽しみにしていてください。
成果を同友会の中で発表していただける機会をお待ちしております。
今日はどうも有難うございました。