雨混じりの寒い朝、我々は吉川駅南口にある「MTサロン様」を訪問しました。
白が基調の明るい店内。オーナーの太田利江さんが、笑顔で迎えてくださいました。
太田さんは2013年に入会されました。入会前から オブザーバーとして、何回も例会に参加され、2012年には研修セミナーにも参加されています。研修セミナーの卒業式で、入会を決意されたそうです。
そのころは、夫の会社で、取締役として、経理や総務を担当。社長を支える立場でした。
入会してファムにも参加。輝いている仲間たちを見て、自分とは違うと感じていました。
久賀さんに「何かやりたいんじゃないの?」と言われたのもこの頃でした。
全国でMTサロンを展開するONDE株式会社の松波社長にお会いし、本社のある名古屋に誘われました。そのころは、美容に関心もなく、軽い気持ちで名古屋に向かいました。
会社で松波社長の話を聞いたのがターニングポイントでした。
自分がお店を経営しているイメージがふっと湧いてきたそうです。
「ONDE」は女性の自立を支援する会社。「喜ばれることに喜びを」という理念に共感した結果でもありました。
MTサロンの開店を決意した太田さんは、毎週のように名古屋に通いました。
肌理論から施術のスキルまで、50歳を過ぎた太田さんにとって、新しいことを覚えるのは楽しくもあり、試練でもありました。
努力の甲斐あって、オーナーの資格を取りました。そこからサロンオープンまでも、大変でした。
資金の調達のために会社を作り、国民金融公庫から借り入れました。いくつかの奇跡が起き、吉川駅前に好条件で店舗を借りることができました。内装は同友会の仲間に頼みました。オープンまでに、友人や知り合いにお願いして、施術技術の向上にも励みました。
ONDEは女性の自立をサポートする会社です。MTサロンのオープン・そしてオープン後も、徹底したサポートを行います。レジの使い方・売り上げや商品管理・顧客情報の管理まで、オーナーが苦労なく動かせるシステムになっています。サロンオープン後のセミナーは、パソコンを使って行っています。遠距離や一人で経営しているオーナーへの配慮からです。
オープン当日は、お店に入りきれないほどのお祝いの花々が道路にあふれました。同友会の仲間や友人・知人がたくさん集まってくれました。
それから1年半。安定した顧客を掴んでいますが、もちろん新規客獲得の努力もしています。地元のイベントに積極的に参加。チラシ配りなどの地味な活動も続けています。またSNSを使って、太田さんご自身やMTサロンの知名度をあげ、友人や知り合いの輪を広げています。
以前は社長をサポートする立場。決定権もない代わりに、大きな責任もありませんでした。
今は、何事も自分で決めなければなりません。責任は重いが、やりがいは大きいと感じています。
太田さんの目標は?5年以内に、埼玉県内にMTサロンを5店舗増やして、代理店になる事。そのためにも、人を育ててプレイヤーからマネージャーになろうとしています。
女性が美しくなれば、自分に自信を持ち、人生が変わってきます。
その事を体現されているのは、太田さんご自身だと感じました。
太田オーナー、お忙しい中、貴重なお時間いただき、ありがとうございました。
参加された東部の皆さん、お疲れ様でした。
参加者:鈴木一朗・岡田・島袋・黒田・藤井毬子・石井芳枝・宇野(順不同、敬称略)
文責:宇野碧留
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