株式会社 三春工務店 | 埼玉中小企業家同友会東部地区会

企業訪問

株式会社 三春工務店

2013年10月24日
【企業訪問】 株式会社三春工務店様
 
2013年10月24日(火) 10時~12時
株式会社三春工務店

 

季節外れの台風の影響でしょうか、小雨模様の木曜日。 
さいたま市岩槻区の株式会社三春工務店様を訪問しました。
2階の事務所で専務が笑顔で迎えてくださいました。

 

天井の高い広々とした空間。
一隅には神棚があり、社長の故郷三春町の滝桜の写真も飾ってありました。
思わず触ってみたくなる柱、木のぬくもりが伝わってきます。

ベランダにはお稲荷さんが祀ってありました。

 

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佐藤社長は、同友会チャーターメンバーであり、16期・17期の会長を務めていらっしゃいます。

 

昭和41年、15歳で上京。高校進学よりも、早く手に職をつけたい、親に仕送りをしたいという気持ちが強かったそうです。
先ずは、遠い親戚のいる川口に向かいました。
川口は鋳物の街。駅を降りると、当時は火の粉が飛んでいたそうです。
大工の親方のもとで4年間奉公しました。
 
この時は、人に好かれること、仕事を早く覚えることをとても大事にしていました。
他人に囲まれた15歳の少年にとって、人に好かれなければ生きていけません。
そして仕事を早く覚え、ミスをしないために努力を重ねていきました。
18歳の時には墨付けも任せられるようになり、一人前の大工になりました。
親方にも可愛がられ、外出の時には必ず連れて行かれたそうです。

 

努力の甲斐もあって、20歳で独立。20代半ばで、越谷に家を建てました。
20人近くの大工を使い、仕事が楽しくてたまりませんでした。
振り返ってみると、このころは経営ではなく、ただ好きな仕事をしていた時期でした。
やがて試練がやってきます。
28歳の時不渡りに遭い、多額の借金を背負う事態に陥りました。

 

大宮同友会に誘われたのはこの頃です。
講演会で聞いた「失敗にめげてはいけない!」という言葉が、佐藤社長を救ってくれました。
やがて東部地区会創立につながっていきました。
毎晩のように仲間が集まり、夜中まで語り合いました。

 

佐藤社長は、同友会だけでなく、青年会議所、商工会、ロータリークラブなど、
積極的に出会いを作り、人脈を築いていきました。
平成2年の新社屋の披露パーティーには、450人もの人たちが集まってくれたそうです。

 

株式会社三春工務店は、半径10km圏内に絞った地場工務店です。
それは、責任を持って行動できる範囲を半径10kmと考えているからです。
地場=地域と人との出会いを大事にしている佐藤社長は、地域おこしにも熱心です。
毎月第3日曜日に開いている朝市は1000人を超すこともあるそうです。

 

岩槻ねぎを販売したり、包丁を研いだり、元荒川に和船を浮かべたり・・・
とても楽しそうに話してくださいました。
 
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本業の中心は、外断熱、通気口法の家「パコホーム」です。
100年住める家つくりをめざし、組合の仲間とともにここまで育ててきました。
当初は、大手企業の嫌がらせもあったそうです。
また、これからは高齢化社会に合わせたリフォームが必要だとおっしゃっています。

 

社内では、「語れる会社」を目指しています。
社員みんなの会社、みんなが参加する会社、です。
窓際に設置された「提案箱」。社員の皆さんのアイディアが詰まっています。

 

人と地域を大事にされている佐藤社長。
様々な地域おこしの活動に貢献し、たくさんの出会いも作ってこられました。
そんな社長を支える専務(奥様)の協力があったからこそ、
本業に地域おこしに、安心して行動されてきたのではないかと思います。

 

会社のロゴマークは、梅・桃・桜の花。
三春町では、春になると、この三つが一時に開花し咲き誇るそうです。
故郷を離れ、ここ岩槻で本業に地域おこしに奮闘される佐藤社長の周りには、
いつも笑顔の花が咲いています。

 

佐藤社長、専務、お忙しい中ありがとうございました。
ご参加いただいた東部のみなさん、お疲れ様でした。
 
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参加者:藤井毬子・鈴木・上西・青木・宇野(順不同・敬称略)

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